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小学校の教員に求められる英語力が低すぎる件

英語本舗管理人のあつさんです。

ちょっと驚きというか信じられないニュースが舞い込んできました。

大学生で教員志望の方が教職課程の授業で習得する英語の基本的な学習の内容が、文部科学省の方で先月まとまったようです。

小学校の教職課程では卒業するまでに英検2級程度の英語力を身に着けるという目標を設定しています。

今のところ小学校に向けた英語の授業の指導方法を学べる大学が少ないです。文部科学省は2020年度から英語が正式な学習科目になることをにらみ、17年度から教職課程の英語のカリキュラムを変更するように各大学に促しているようです。

英検2級程度で人に英語を教えることができるのか?

一番の疑問は英検2級程度の英語力で人に英語を教えることができるのかという点です。

ぼくは小学校の英語の授業では「読み書き」よりも「聴く話す」といった授業がメインになると予想しています。理由はいきなり読み書きを始めるのは日本語をちゃんと習得していない段階では難しいためです。

しかし、英検をバカにするわけではありませんが、英検2級をとっても全く話すことはできませんし、リスニングもほとんどできません。

そのため、英検2級をとったぐらいの先生が教師になったところで、非常にレベルの低い授業になることはカンタンに想像できます。

英検2級はどれぐらいの英語力なのか?

英検2級の英語力はどれぐらいなのか調べてみました。語学の国際標準規格であるCEFR(セファール)によると・・・

英検2級は、TOEICに換算すると550点~775点となっています。しかし、実際に英検2級に合格したぼくの社会人の友人がTOEICを受けてみたところ500点程度しか取れませんでした。

英検2級合格者でもTOEIC550点ははっきり言って難しすぎると思います。そもそも、試験の傾向が違いすぎて比較が難しいのです。

高校生が受験のために英検2級をとるという話はよく聞きますが、大学入学時にTOEICを受けると400~500点いかないぐらいの点数が平均点となるようです。

TOEICはビジネスの内容がある程度出題されるので、内容になじみがないというのもあるかもしれませんね。

英検2級では英語の発信力はほとんどわからない

英検2級の1次試験のにライティングが追加され、2次試験では面接試験でスピーキングのテストも実施されます。

しかし、英検2級の問題集を本屋で購入し早速解いてみましたが、、、ライティングもスピーキングも正直簡単すぎます。

こんな簡単な問題を解けたところで人に教えられるレベルの英語力は身に付きません。大学入試のほうがよっぽど難しいです。

こんな中途半端な英語力を身に着けた人を英語教師にしても、日本人の語学力に変化が出ることはおそらくないでしょう。

なぜ日本に来たい外国人は山ほどいるのに、ネイティブスピーカーを先生として採用する仕組みを作らないのでしょうか?

一番心配なのが、英検2級程度の英語力の人の英語の発音は全くのでたらめでしょうから、小学生の多感な時期に間違った発音を身に着けてしまい英語力が伸び悩んでしまう事です。

完全に世界から取り残されていて、周回遅れだと思います。だから日本人は中学校、高校と6年間も英語を勉強するのに全く英語が話せない人がほとんどなのです。

 

英語学習に非常に苦労した1人としては、もう少し真剣に子供たちやこの国の英語教育を考えてほしいです。

完全に「オワコン」です。

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