英語を話すことを難しくして荒稼ぎしているのはだれ?
英語を話すということは本来シンプルな行為であるはず。
僕は英会話を本格的に学習し始めて1年ほどになります。今の僕の英会話のレベルは、日常会話であればゆっくりではありますが会話が楽しめるレベルです。職場では海外のパートナーと英文でコミュニケーションを日常的にとっています。
英会話を学び実践する中で感じたことは「英会話の学習は極めてシンプルである」ということです。僕が考える英会話学習のポイントはたったの2つです。
1.英語のフレーズを覚えること(インプット)
2. 覚えたフレーズを使ってみること(アウトプット)
たったこれだけです。これだけで英会話はうまくいきます。なぜそう言えるのかといえば、僕自身がそうやって英会話を実践し、英語を話せているからです。
僕が常に意識していることは自分が使いそうな英語を覚えてそれを実際に使ってみるという点です。
英会話学習はなぜ初心者には難しいのか?
しかし、毎日のように見かける英会話の教材は、以前と比べてますます複雑で難しくなっています。やるべきことも多岐にわたり、途方もない練習量を必要としています。
有名な英語の聞き流し教材であるスピードラーニングも信じられないぐらいボリュームが多くCDで言えば40枚以上にわたります。これらを聞き流しているうちに英会話ができるようになるというのが宣伝文句です。
スピードラーニングではCDで聞いているだけで英語がペラペラになるとうたっていますが、CD40枚を聞くだけでも相当な時間が必要です。
正直気が遠くなります。
なぜこんなにたくさんのCDを聞かなくてはならないのか。それは、英語はとにかく量を聞けば話せるようになるという理由からです。
英語はある一定の量を聞いていけば総合的に英会話の実力は上がっていきます。なぜなら英語をインプットする量に比例して、英語を喋れる量(アウトプット)も増えていくからです。英語の総合力が上がっていけば自然に使いこなせる英語の量も増えていきますし、大量の英語を習得できれば英単語も豊富に覚えているので表現の幅も増えていきます。もちろんリスニングもできるようになります。
だからこそ、スピードラーニングのような英会話教材はとにかく大量の英語を「聞き流す」ことを推奨しているんですね。
この主張は間違っていませんが、正しいとも言えません。なぜなら、CD数十枚分の英語を聞き流しすだけで英会話がペラペラになる人というのは、英語の基礎力が備わっている上級者だからです。
英語を理解して、使いこなすことができるようになっている人であれば、どんどん新しい表現を覚えていけます。
英語を自分の中に取り入れる体制が整っているからこそ大量の英語を吸収していけるのです。
【当ブログの詳しいスピードラーニングのレビュー記事はこちら】
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英語学習の初心者をだます行為は正直、怒りを覚えます、
しかし、英会話の学習を始めた初心者が意味も分からずにひたすら英語のCDを聞いたところで、穴の開いたざるに水を入れるようなものです。まさに右から左に聞き流している状態になってしまうのです。
なんだか悲しくなりませんか?一体何のために貴重な時間とお金を投資して英会話学習をしているのでしょうか?
こんなやり方を続けていても、英語脳(英語を英語のまま理解し、使いこなす能力)は身に着けられるとは思えません。
もっとシンプルに考えてみませんか?
最初にお話ししたように、英会話は本来シンプルだったはずです。
1.英語のフレーズを覚えること(インプット)
2. 覚えたフレーズを使ってみること(アウトプット)
この2つの中に、大量の英会話教材のCDを聞き流すことは入っていません。そんなことはする必要はありませんし、そもそも少ない量でもいいので少しづつ使える英語のフレーズを増やしていけば英語はしゃべれるようになります。
私自身も何度かこういった聞き流すだけの英会話教材を試したことがありますが、効果があったことは一度もありませんし途中でやめたくなってしまいました。それにあまりにも高額すぎて続けるのがつらいという理由もありました。
今は自分のレベルにあったもので、自分が使いそうなものに絞って英語のフレーズを覚えて、その覚えた英語を使ってみることを実践しています。
正直そのほうが自分が興味がある英語を聞きますし、すぐに使いたい英会話のフレーズを学習するのでとても楽しいですし、やる気も続きます。
大量の英会話のCDなんて必要ない。
先ほどお話しした通り、僕は大量のCDを必要とする英会話教材はもっていません、そもそも常時使用している英会話教材は2種類だけです。
それでも1、2年で英語を自分の好きなように、ある程度自在に話すことは可能なのです。
僕がやっていることは、いたってシンプルで「自分が使いそうな英語のフレーズを覚えて、実際に使ってみる」たったこれだけです。
具体的には、英語のフレーズを覚える教材として、CD付きのテキストを通勤時間に学習しているだけです。このCDを聞くときには自分で声を出したり、日本語から英語が再生できるかを確認してアウトプットの練習をしています。
聞いていません
大量のCDを大量のテキストを持ち歩いていません
分厚い英会話教材を持っていません
辞書のような英文法の本をじっくり読むことはしません
TOEICに特化した本は使っていません
聞き流すだけの学習はしません
きわめてシンプルです。
だれが英会話学習を難しくしたのか?
英会話学習を難しくしたのは、いったい誰なのでしょうか?
本来シンプルだった英会話学習を複雑にしたり、様々な手法を開発して、作業量を増やすことで得をしているのは誰ですか?
英会話の教材が売れると得をするのは誰ですか?
一年間で数十万円もする英会話スクールや10万円もする英会話教材が氾濫していますが、そんなにお金をかけてまで教えるべきことや、やるべき作業があるとは思えません。
英会話学習の初心者が学ぶべきことたった一つしかありません。それは「興味が持てる、簡単な英語のフレーズを覚えて、それを使ってみること」です。これさえ実践していれば自然と結果はついてきます。
英単語も英文法も大切ですが、それほど重要ではありません。簡単なフレーズを覚えて、使ってみることを100だとすれば、20程度です。難解な英文を読めるようになることや、こなれた言い回しを覚えることはあなたがTOEICで800点前後を取得できるようになってからでよいでしょう。
英会話ができるようになる方法はシンプルです。中学レベルの英語のフレーズを覚えて、それが口をついて出てくるようにトレーニングするだけです。簡単な英語を使っていれば、トレーニングというほど難しいものではありません。
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おっしゃる通りです。私はAEON英会話スクールに2年半通いほぼ英語をマスターしました。今はフェイスブックで外国の友達と音楽について、また日本の観光地の紹介などを英語でしています。外国人は英語にそんなに神経質ではないですね。文法の間違いやスペルミスなんか寛容です。Come ? today? when dou you wanna be?なんて書いても全く問題ありません。ただある程度英語をわかるようになって感じるのは人種問題ですね。特に欧米系の白人はアジア系に対し根強い反感、差別感情を持っています。これは確かです。だからこのアジア系はなかなかやるな。とかほかと違うなという一種のrespect感情を引き出さないと白人は確実に有色人種を下に見ます。英語を話せれば欧米系の白人と対等の友達になれる、交渉もはかどるというのは大きな間違いです。アフリカ諸国やインド、フィリピンは英語上手ですが決して白人と対等ではないですからね。日本人はもし英語話者になった場合これらの人々よりも経験が少ない分下位にくると思います。英会話スクールは英語の歴史(アメリカ、イギリスの歴史)、人種、宗教、文化などもきちんと勧誘する場合は伝えるべきですね。今はフェイスブック以外は全く英語使いません。英会話スクールはずるいから、使わないと忘れるから定期的にレッスンを受けてくださいなどと勧誘してきますが、もう二度と受ける気はないです。これだけ翻訳機能が高まり、外人なんて誰も来ない地方に住んでいて英語なんて馬鹿げてます。今は漢文の勉強をしています。漢文は実に内容のある詩文で文法は中国語だからこれからはいいと思います。英会話業界に騙されてはいけません。