すみませんのPardon meは実際に言われるのか
すみません、失礼しますの意味で使われる表現にPardon me?があります。
日本で最初の方に覚える表現の1つですが、実際に今ネイティブスピーカーの間ではどのように使われているのでしょうか。他の類似表現も併せて探っていきましょう。(^^)
Pardon me?の細かいニュアンスと使用頻度
私たちが英語でPardon me?という状況は、相手の発した言葉がよく聞き取れなかった場合などに
「すみません、もう一度言ってくださいますか?」
という意味合いを込めて
「Pardon me? Please repeat again.」
のように使ってきました。
それこそもっと前の英語教育では
「I beg your pardon.」
というセンテンスもありましたね。
しかし同じような状況にいた場合、ネイティブスピーカー同士でも使うのでしょうか。
実はPardon me?自体は、とても丁寧な表現なので、日常会話で話される機会はほとんどなく、ビジネスでのかしこまったシーンで使うのにふさわしいとされています。
知らない人に話しかける時や相手の意見に異議を唱える場合など、改まった状況では雰囲気を乱さないので時に使うことがあるようです。
また、若い人より年配の方が好んで使用する傾向があります。
Excuse me?とI’m sorryとどのように違うのか
許しを請う慣用句の中には、他にもExcuse meやI’m sorryなどがありますが、日常会話ではExcuse meが最もよく使われると言っていいでしょう。
この2つの表現をPardon me?と比較しながら考察すると、Excuse meは丁寧な表現でもありながら日常的な様々なシーンで使うことができます。
誰かに話しかけるときや道を通してほしいとき、離席するときなどで多用されています。
Excuse me, where is the central park?
(すみません、セントラルパークはどこですか?)
Excuse me, can I go here?
(すみません、ここを通してもらえますか?)
Excuse me, I go back home for taking something forgotten.
(忘れ物を取りに家に戻ります。)
一方I’m sorryは謝罪の意味が強く表れます。
I’m sorry for sending e-mail wrong to you.
(間違えてメールを送ってしまい、申し訳ございません。)
Pardonの代わりによく言う表現は?
今となっては少し古く聞こえてしまうPardonですがExcuse meの他にも、別の表現で言い替えられます。
相手の発言がよく聞こえなかった場合を想定して書き出してみました。
I couldn’t catch that.
聞き取れませんでしたという意味がそのまま文章になっているので、ビジネスで使えるくらい丁寧な表現です。ぜひ覚えておきましょう。
Do you mind repeating that?
もう一度言ってくださいませんか、をそのまま文章にした丁寧な表現です。これも丁寧な表現なので覚えておくと役に立ちます。
Could you speak more slowly?
もう少しゆっくり話してくれますか?という文章になっています。
What?
「何?」といったニュアンスです。
かなりくだけている言い回しなので親しい間柄などでは使えますが、きつい言い方に聞こえてしまうので注意しましょう。
日本人の国民性のせいか、私たちはついPardonを言ってしまいがちです。
しかし本当に必要な時以外にも発していると、とても不自然に見えることもあるようなので、注意しないとなりませんね。
そのためにも、正しい意味を理解しておく必要が大いにあります。(^^)
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