どんな英語の基礎文法を知っておいたら良いのか・意識したいこと
長年英語を勉強していると、どうしてもリスニングや表現に力を入れてしまい、文法についておろそかになってしまいます。
日本人の場合、英語特有の音やリズムに慣れがないので仕方がない部分もありますが、これからの時代はビジネスシーンはおろか、日常生活でも英語が出てくる機会が増えていくのは確実、そのためにもしっかりした文法の基礎が必要です!
ここでは私が心がけた文法のブラッシュアップ方法について紹介しましょう。(^^)
5W1Hの思考で
そうは言ってもあまりに膨大な量の英文法学習、これだけあるとどこから手を付けるべきか迷ってしまいます。
単語も覚えないと、作文もしないと、リスニングもトーキングも、とパンクしてしまいます。
そこで役に立つのが5W1Hで考えることです。
おなじみの
「When, Where, Who, What, Why, How」
の疑問詞の頭文字をとったものです。
実はこの5W1H思考は日常生活でも無意識のうちに使っています。
仕事になると納期(When)や予算(How(much))はとても大切ですよね。
また学生でも今度の授業がどこの教室(Where)で何先生(who)が担当するのかなど、日常生活は5W1Hであふれていると言っても過言ではありません。
この考えに英語を当てはめていけばいいのです。
それこそ、いつまでに(When)どのくらい上達しているか(How)など、思いついたことをあてはめていけば、普段の暮らしで英語に密着できますね。
作文は「ギコヒ」で
これは私の中学生のときの英語の先生が使っていた方法ですが、英作文をするときにかならず「ギコヒ」を徹底していました。
「ギコヒ」とはいったい何でしょうか?
正解は「疑問文、答え、否定文」の頭文字です。
平常文で何か作文をしてみたら必ずそれを疑問形、それに対する答え、否定形で書いてみるのです。
たとえば、This is a pen.とあれば
ギ=Is this a pen?
コ=Yes, it’s a pen./No, it’s not a pen.
ヒ=This is not a pen.
という風にバリエーションを持たせます。
こうしていく中で表現法は自然に磨かれ、単語の数も増えていきます。
また英単語については、とにかく1つずつ覚えていくしかありません。
一番手軽なのはスマホのアプリ、中には無料で学習できるものもあります。
これなら重くてかさばる本を持たず、いつも携帯するスマホが教科書代わりなので続けやすいです。
現在過去未来、時制をきっちり把握しよう
目にした、耳にした英語の文章がいつのことを言っているのかはとても重要です。
現在のことか、過去、それとも未来なのかで表現法や意味合いもぐっと変化することがあるからです。
上記で紹介した「ギコヒ」に倣って、それぞれの時制で作文してみるとこのようになります。
I go to the office every weekday.
(私は毎週平日、会社に行きます。)
I went to the office yesterday.
(私は昨日会社に行きました。)
I will go to the office next Friday.
(私は来週の金曜日に会社に行くつもりです。)
このように、時制というのも実は日常で無意識に重視している内容です。
それこそ5W1Hにおける「いつ」、一番に出てくる部分でもありますよね。
英語文法の勉強の仕方については、人それぞれやりやすい方法があります。
たまたま私の場合は日常的に英語を使う場面が数多くあったので、いつもの暮らしの中で英語を意識できたのかと思います。
こういった意識をベースに参考書やスマホの英語アプリなども併用すれば、もはや一生ものの英語力をつけることだって不可能ではありません。(^^)
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