ハリポタ新作ファンタスティック・ビーストを新宿で見た感想。イギリス英語の勉強にもおススメ
ハリーポッターの新作『ファンタスティック・ビースト』を見てきました!今回の主役はオスカー俳優エディ・レッドメイン。
結論から言うと、ハリッポッターシリーズの中でも一番面白いかも知れません!
ハリーポッターの新作『ファンタスティック・ビースト』で使われている英語は魔法関係の英語など非日常のフレーズが多いですが、面白いストーリーが引っ張っていってくれるので、英語の勉強にも持ってこいだと思います。
大人もハマるダークなハリーポッターの世界はファンタスティック・ビーストでも健在
前作のハリーポッターシリーズもそうでしたが、子供向けではない、大人向けのダークな作品。
今回の舞台は1926年、魔法使いのニュート・スキャマンダーがイギリスからアメリカのニューヨークへやってきます。
彼は魔法動物の理解と保護のために活動している動物学者で、NYにきたのもその一環なのですが、ひょんなことから彼がトランクの中に隠し持っていた動物が何匹か逃げ出してしまいます。
これが魔法使いの存在を隠し、魔法動物の飼育を禁じるアメリカ合衆国魔法会議の知るところとなり、物語の中の騒動の原因となっています。
「ハリポタ」シリーズが大人が見ても楽しめるのは、死がテーマになっているダークでスリリングな世界観があるから。
今回のファンタスティックビーストでもその世界観は健在です。
部隊は1900年代前半のアメリカに移りますが、様々な社会問題が勃発しているときで、そういった社会問題と絡めた大人も考えさせられるストーリーでした。
アメリカが舞台なのでアメリカ英語が主に使われていますが、ニュートの英語はイギリス英語なので、イギリス英語のリスニングの練習にもなりました。
ファンタスティック・ビーストの最大の見どころは魔法動物たち
JKローリングの創造力とそれを映像化した人たちの想像力って本当に素晴らしいと思うんですが、いる場所によって大きさが変わるとか、キラキラするものを見ると我慢できずに追いかけちゃうとか、かなり個性豊かです。
中には巨大で危険なのがいて映画のなかでも街を壊しまくったりと大変なことになります。これらをとらえるためにニュートは奔走します。
これに巻き込まれてしまったマグル(人間)ののコワルスキーさんというおじさんがひょうきんな人で、不器用で人見知りなニュートと相性抜群のコンビぶりを見せます。
ニュートは、イギリスを拠点に世界中を旅して絶滅寸前の魔法動物を保護し育てているという人物。ニュートはちょっと変な人で、周囲の魔法使いが「人間と共存できるのか?!」と深刻になっている傍らで、
「ママが来たよ~」なんて言って全力で魔法生物と戯れてみたり(一方的にですが笑)魔法生物を猫か何かのように接する感じが面白かったです。
ニュートが持っているトランクの中には秘密があって、床に置いたトランクの蓋を開けて入っていくと、そこが世界の色々なところをつないでいる「別世界への入り口」になっていて、そこに魔法動物たちもたくさんいるのです。
前回はイギリスの都市ロンドンに実在するキングストン駅のホームが別世界の入り口になってましたが、今回はドラえもんに登場するのび太君の机の引き出しみたいでおお~!ってなりました!
ファンタスティック・ビーストでは「ほっとけないヒーロー」ニュートがいい味出してます。
今回の主人公ニュート・スキャマンダー、この人はハリーと違って意外性抜群のキャラです(笑)ニュートは言ってみれば完全な動物オタクで人とコミュニケーションをとるのが苦手。そして、根暗というヒーローにしては珍しい設定。
ハリーはとにかく正しく真正面から問題を解決する性格でしたが、ニュートは一般人でも共感できるようなおとぼけ要素も含んだキャラクターなんです。
ハリーはバリバリの正義のヒーローみたいな感じでしたが、ニュートとちょっと頼りないけどやるときはやるぜというユルいヒーローって感じ。エディ・レッドメインが本当に魅力的で、イケメンなのにほっとけない感じがとてもいい味だしてます。
どちらかといえばハリーというよりはロンのほうが雰囲気が近いです。
世界観が本当にしっかり作られているこの作品、「英雄」と言われるニュートのお兄ちゃんのこと、ニュートの過去の恋愛のことなど、色々伏線が出てきているのでこの先どうなっていくのか気になります。
ネタばれになってしまうので詳しく言えませんが、あっと驚くあの人があっと驚く役で登場するのも注目です!次回作が楽しみです!
ハリーポッターの英語を聞き取れるようになる、結果にコミットする英会話教材プライムイングリッシュ
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