Do you mindを使ってみてもいいですか?
物事をやるときに許可をもらいたい場合に使える表現に、Do you mind if~?というフレーズがあります。
丁寧で場所を選ばないため、どこでも使えてとても便利です。これを機会にぜひ覚えておきましょう。
do you mind if~?の基本的な意味と例文
Do you mind if~?を直訳すると「もし~したとしたら、あなたはそれを気にしますか?」となります。
しかしそれでは少し回りくどい文章になってしまいますね。
意訳する場合は「~してもいいですか?」と置き換えると、すっきりまとまりますね。
例文を見てみましょう。
Do you mind if I drink something in this room?
(この部屋で飲み物を飲んでもいいですか?)
Do you mind if I turn right in this road?
(この道路は右折してもいいですか?)
物事を始める際に許可を得る、または可否を問うための質問です。
ビジネスシーンなどでも使える、とても丁寧なフレーズなのでぜひ覚えておきましょう。
特に何かと勝手の分からない外国での生活をする時には大変役に立ちそうですね。
答えるときに少し注意
Do you mind if~フレーズにて質問された場合、どのように答えたらいいのでしょうか。
上記の例文で考えてみましょう。
Do you mind if I drink something in this room?
(この部屋では飲み物は飲んでもいいですか?)
それに対しての回答はYes Noともに以下のようになります。
No, I don’t.
(ええ、いいですよ。)
許可する場合です。
Yes, I do.
(いいえ、だめです。)
許可しない場合です。
ここで気づいたと思いますが、この疑問文にたいする答えのYesとNoが逆になっています。
いったいなぜそうなってしまうのでしょうか。
それは疑問文の直訳の意味が
「~することをあなたは気にするか?」
となるからです。
つまり許可する場合は
「いいえ、気にしません。」となるので
No, I don’t mind(私は気にしません)
になり、逆では
Yes, I do.(はい、気にします。)
になると考えます。
否定疑問文と同じという理解でいれば間違えないでしょう。
また気にしない場合には、Noの後にnot at allやof course notなどを付加することによって、まったく気にしない、もちろんなどのニュアンスを伝えられます。
一方でやめてほしい場合にはYesではじまる代わりにI’d rather you didn’tと答えると、できればやめてほしいというように、控えめに拒否の意思を表すことになります。
if ~節とmy動名詞でのニュアンスの違いとは
学校の英語授業ではあまり習いませんが、このフレーズにはif節の代わりに動名詞を使って、異なったニュアンスを持たせる表現方法もあります。
上記の例文の場合ではif節で伝えた場合
「もしよろしければここで飲み物を飲ませてもらいます」
という意味合いを含んでいますが、これを動名詞に変更するとこのような文章になります。
Do you mind my drinking something here?
この場所で飲み物を飲んでいいかを尋ねる点では同じなのですが、このように動名詞を用いると「許可されることが前提」という感覚が入ってきます。
意訳すると「ここで飲んでも大丈夫ですよね?」といったように、if節で問うた時と変わってきますので少し注意しましょう。
Do you mind ifフレーズは、海外に行ったときなど文化の違いなどに戸惑った場合に使えるとても便利です。
しかしその答え方やセンテンスの選び方によって、少し違ったニュアンスを伝えることもできるので、より表現の幅が広がります。(^^)
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