as as possibleはできるだけ使えるようにしよう
as ~ as possibleは「できるだけ~」のイディオムとして覚えましたが、日常でもビジネスでもあらゆるシーンにおいて非常によく聞かれます。
便利なフレーズなのであらためて復習してみましょう。
基本的な用法
文章に使うときは、asに挟まれた部分に形容詞、または副詞を入れて節にします。
修飾する名詞や動詞の後ろに付加します。
以前学習した比較級のことを思い出してください。
同じものを比べて
「~は~と同じくらい〇〇だ」
という表現で言いますが、それを同じ要領で作文していきましょう。
To pass the examination, you must study as hard as possible.
(試験に通るためには、できるだけ一生懸命勉強しなければいけません。)
He practiced soccer as much as possible for next match.
(次回の試合に備えて、彼はできるだけ多くサッカーの練習をしました。)
Send these packages as soon as possible.
(この小包たちをできるだけ早く送っておいて。)
なお、3番目にセンテンスのような会話は仕事をしているとよく聞きますが、このように「できるだけ早く」はASAP(エイサップと読みます)というように、頭文字をとって表されることがあります。
フレーズとしては大変くだけた言い回しになるので、目上の人や上司には使わず、同僚とのやりとり同士にとどめておいた方が無難です。
言い換えるとas ~ as S can
なお、このフレーズはas ~ as S canと置き換えることもできます。
これもやはり、比較原級の基本と同じas 形容詞(または副詞) asがベースになっています。
To pass the examination, you must study as hard as you can.
(試験に通るためには、あなたができる限りに一生懸命勉強しなければなりません。)
He practiced soccer as much as he can for next match.
(次回の試合に備えて、彼は自分ができる限り多くサッカーの練習をしました。)
Send these packages as soon as you can.
(この小包たちをできる限りでいいから早く送っておいて。)
可算名詞と不可算名詞の復習も兼ねた「できるだけ多くの」
また2番目の例文にも出たように、as much(many)as も様々なシーンで大変よく言われます。
ともに「できるだけたくさんの」という同じ意味を持つフレーズですが修飾する名詞の性質によって変わります。
「たくさんの」にかかる名詞が可算名詞(数えられる名詞)の時にはmany、数えることができない不可算名詞の場合にはmuchを使って表します。
I have to eat as many vegitables as possible for my health.
(健康のためにできるだけ多くの野菜を摂るべきね。)
I wrote as many books as I could for earn the money.
(たくさん稼ぐために、できるだけ多くの本を書きました。)
You have to drink as much as water not for hyperthermia.
(熱中症にならないためには、できるだけたくさんの水を飲むべきです。)
Russia has as much oil as middle east countries.
(ロシアでは中東諸国と同じくらいたくさんの石油が取れます。)
as as possibleは仕事などにも頻出しますので、覚えていると大変便利なフレーズです。
できるだけ正確に意思を伝えるためにも、早く納期に間に合わせるためにも、知っておくべき表現法ですね。(^^)
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