失敗しないための英会話教材の選び方
当サイトでの詳しい評価の基準はこちらの記事を参考にしていただければと思います。
【関連記事】:当サイトの評価基準について
12,000円もするのに本屋さんで売っている1,500円の教材と同じレベルのもの、ただの体験談で再現性がないもの。
販売者の英語力が嘘であるもの(裏を取っています)販売者が英語とは全く関係ない事業をやっている教材などなど。
それではどうやって良い教材とダメな教材を見分ければいいのでしょうか?
パッと読むための目次!
販売ページが怪しい教材は要注意です。
まず間違いなく言えるのが買ってはいけない教材に共通するのは販売ページが怪しいということ。特に、どこの誰だかも知らない人が教材の製作者の場合は要注意です。
口コミの捏造(ねつぞう)は序の口で、ひどい場合は製作者が全く英語が話せない場合や、他の会社のホームページから画像を流用しているものもあります。
また、販売をしている会社が詐欺のような教材をいくつも販売している会社もあります。こういう会社は過去にも同じようなひどい教材を出しているのが特徴です。
素人が作ったような販売ページも多く、これって大丈夫か?というぐらいの誇大広告も沢山あります。
たった数日で〜、楽々マスター、ネイティブになれますなど簡単にマスターできますということを強調している教材は基本的に疑ったほうが良いでしょう。
やたらと簡単であることを強調してくる方法について、アレヤコレヤと理由をつけて本当であるかのように信じさせる胡散臭い販売ページも多いです、、
というかそんな販売ページのほうが圧倒的に多いです。
こういう教材はよくよく読んでみると間違いなく実現不可能な言い回しなど、ほとんど詐欺師のような宣伝文句が書いてあるので注意していれば大丈夫だと思います。
それでも何も知らない人を平気で騙すような悪徳教材も山ほどあります。
また、大手の会社が作っている教材や有名な教材であるからといって簡単に信用してはいけません。有名なタレントを起用してイメージアップをさせている教材が良い例です。
そのタレントが英語を話せたり、外国人だったりするのですが、あたかもこの教材を使えば英語がペラペラになれますというイメージを植えつけてきます。
有名だからといって英語が話せるようになると安易に決めてしまわないように注意をしてください。
勉強法と言っているがただの体験談
英会話教材は開けてみるまで中身がわからないので、販売ページを見ていると魔法のような勉強法があるのではないかと思ってしまう気持ちもわかります。
その中でも特に注意をしてほしい教材の特徴があります。
・「英語が全くできなかった英会話初心者がある日突然英語のネイティブになった方法」
・「どんな人でもたった30日で英語がペラペラになる○◎式英会話勉強法」
・「大学教授が開発」「医師がお勧めする」「同時通訳者が実践した勉強法」
こういういわゆる英語の勉強法を書いている教材も多いですが、こういう教材はほとんどが普通の人にはできない方法や再現性が全くないただの体験談です。
購入して中身を見たのでわかりますが、本屋さんに売っている本よりも内容がひどい教材も多いです。
こういう◎◎という方法は基本的には購入する必要はありません。
本当に英語が話せるようになる方法は共通点がありますが、たった数ヶ月でネイティブになる方法はありません。それができる人は普通の人とは違い天才です。参考にしてはいけません。
このタイプの教材の特徴として、インターネット上でPDFをダウンロードするタイプの電子書籍の教材がほとんどです。
これはなぜでしょうか?
理由は簡単です。内容が怪しすぎて出版社から出版できないからです。
普通出版社から本を出す場合は企画を出してから本として世の中に出るまでに、様々な人の目を通り、何回もその内容が吟味されます。
こうして発売された本はある程度内容がしっかりしたものになる可能性が高いです。
「可能性が高い」というのは、書籍でも嘘みたいな方法が紹介されたものたくさんあるからです。例えば「47歳の中年サラリーマンが一念発起して3ヶ月でTOEIC940点をとった方法」とかですね。
じゃあ結局どれを信じればいいの?
と思うかもしれません。対策は簡単です。こういう勉強方法について書かれた教材は書籍の立ち読みや無料の情報で十分です。
今の時代ネットで検索すればいくらでも有益な情報が見つかります。
関連記事:英語の勉強法に悩む全ての人にお勧めしたいサイトとは?
勉強の仕方なんて英会話教材を買えばついてきますのでわざわざ買う必要ありません。
プロが選んでいる教材はどうか?
英語の講師やネイティブが英語教材の採点をしている雑誌がありますが、こういう雑誌も注意が必要です。
なぜか当サイトで紹介しているような英会話教材が全く出てこずに、ほとんど本屋さんに売っている書籍しか載っていないからです。
また、批判される教材はスピードラーニングやネイティブイングリッシュなどの有名教材ばかりです。
これはどうしてでしょうか?
ここにはいわゆる「大人の事情」が関連しているんだと推測しています。つまり、雑誌も本ですから出版社が必ず絡んでいるので批判できないのです。
名指しで英語の書籍の批判をすると「お客さん」を否定することになります。そのため、過激な意見は書けないのです。
また、書籍は基本的に1500円程度なのでコストパフォーマンスが良いように思えます。ランキングをつけている雑誌の特徴として、書籍のコストパフォーマンスを重視しています。
「1,500円でこの内容の教材が手に入るから評価が高い」というふうに、実際に効果があるかどうかというよりも、値段が安い上に内容が良いという方向性で評価がされています。
そうするとプライムイングリッシュや7+Englishなどの優良教材は値段の関係で初めから評価の対象になりません。
そして、英語のプロも英語教材を出版してお金を儲けている人がほとんどですから、過激なことを書いたり、批判をしてしまうと自分が本を出すときに影響が出てしまいます。
このようなカラクリから雑誌での評価は明らかに偏っているというのがぼくの見解です。
プロが勧めているからと言って簡単に信用しないようにしてください。
英語ができない初心者の方には、英語のフレーズが良いものであるとか、よく使う表現がとにかくたくさん載っているという英文自体が良いものであることよりも、挫折しない工夫や、効果を実感できる工夫がある教材が必要です。
しかし、こういうしっかりとした教材を作るとなると販売価格が1万円を超えてしまうケースがほとんどなので、売れなかった場合に出版社は赤字になってしまいます。赤字になる可能性が教材を出すと損してしまうリスクがあるのです。
出版社も利益を出さなくてはいけませんのでわざわざリスクが高い教材を販売するということはしません。
ごかいをして欲しくないのですが、英語の書籍も大量に購入していますので英語ができる素人の目線から初心者の方にお勧めできる英語の書籍もちゃんと紹介しています。
関連記事:英会話初心者のあなたに本当におすすめの本ベスト10+2
まとめ
失敗しないために大切なことは必ず販売ページや教材を疑ってみることです。そうすると低品質な教材は特徴が同じですので共通点が見えてきます。
宣伝文句は話半分に聞いておきましょう。販売者はわざわざ欠点を書くことはしません。教材の良いところしか書きませんので全てを信用してしまうと痛い目を見てしまうのはあなたです。
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