opportunityで色んな機会を知ってみよう
何かの機会に、などで使われる「機会」という意味の英単語にopportunityがあります。
話し言葉でも文章でも比較的耳にしますが、似た意味のものではこの他にもchance、occasionと全部で3つあり、それぞれ固有のニュアンスを持っています。
意味と例文も見ながら覚えていきましょう。(^^)
opportunityの詳しい意味合いと例文
Opportunityは「機会」「好機」といった意味を持つ名詞で、数えられない不可算名詞でありながら複数形も存在し、好機に恵まれたなど複数の要因が重なったときなどに用いられます。
またopportunityの意味合いとしては自ら引き寄せたというニュアンスが強く、努力やタイミングなどを見計らったうえでやってきた好機というふうに捉えられます。
偶然やってきたチャンスという意味は少ないので注意しましょう。
条件が整っているという要素が強いと考えるといいでしょう。
We had an opportunity to have a good relationship in this meeting.
(その会議で良い関係性を持つための機会を持てた。)
This company would have opportunities a lot for me.
(この会社は私にとってたくさんの好機に恵まれているだろう。)
You have an opportunity to express your opinion in the presentation time,
(プレゼンの時間では、あなたの意見を表明する好機がもてますよ。)
Chanceの細かいニュアンスと例文
一方で、外来語としてもすっかり定着しているChanceですが、やはり「機会」「好機」といった意味を持つ名詞で、このほかにも「見込み」「成算」などでも用いられます。
しかしその意味合いとしては「偶然めぐってきた」という色が強く、自分の力などで引き寄せたといったニュアンスはそれほどありません。
It’s a good chance for you to go abroad now.
(今外国に行くことは君にとって良い機会だ。)
This year, I have a luck of a chance in a million.
(今年の私は、千載一遇のチャンスと言える運を持っている。)
The team has a chance to win on this match.
(その試合には勝つ見込みがある。)
Occasionの意味と用例
Opportunityやchanceに比べるといくぶん頻度の少ないoccasionですが、ある特定の時や場所においてという意味合いが大きくなっています。
「~の場合に、~の時に」といった感覚で、前置詞のonを用いて表現されます。
Opportunityと比べても偶然性はさらに薄まり、もはやほとんどないと言っていいでしょう。
It’s a great occasion for us to join in the Awaodori festival because it is held during only summer vacation.
(阿波踊り祭りに参加できるのは最高の機会です、なぜなら夏休みの間にしかやっていないからです。)
My daughter’s marriage will be the precious occasion for us to recover our relationship.
(娘の結婚は、私たちの関係を回復させる貴重な好機になるだろう。)
一言で機会と言っても、偶然性の高さで単語が使い分けられ、それによって文章も大きく変わってくるものです。
私たちもまさに、より生きた英語に触れあうためのそれこそOpportunitiesに恵まれたらいいですね。(^^)
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